いい子にしなくてだいじょうぶ

あっという間に2025年も8日目。

少し遡って、去年のクリスマスの前夜の話。
まだ2週間ちょっと前のことなのに、もうずっと前のことのよう。

「ママにもサンタさん来るかな〜🎵
でもこの前結構イライラしてたから来ないかな〜」

って私がつぶやいたんです。

そしたら隣にいた息子が、

「イライラしてもいいんだよ。
失敗から学びはあるから」


じゃ、おやすみ〜🎵
と布団に入っていきました。

洗面台で歯磨きしながら
その場で息子の言葉が脳内に広がる。

そうだよね。イライラしてもいいよね。
それがよくなかったと思うなら次から工夫したらいいよね。

9歳息子。
ありがとう。



「ママはこうでなきゃいけない」って
たくさん手放してきたつもりだけど、
まだまだ無意識にもっていそうだなーと気がついた。

もちろん、ご機嫌でにこにこして一緒に居れたらその方がいいだろう。
でもそうなれないほど切羽詰まってしまうことは誰にだってある。

ママだからこうでなきゃ。
○才になったからこうであることが普通。
とか

そういう思い込みとか価値観って
これまでの私の人生で出来上がった考え方であって、
その当たり前は、私だけの当たり前なのだ。

それを子どもに引き継ぐようなことはしたくないし、押し付けたくもない。

同じようなタイミングでエレベーターで出会ったおじさまに、
「泣いてママ困らせているとサンタさん来ないよ、いい子にしなきゃね」ってつぶやかれたことがあった。
(その時娘が公園から帰りたくなくてギャン泣きしてて、イキのいいまぐろを逃さぬように私が必死で娘を担いでおり、側からみたら相当大変そうな母親に見えたと思う。)



私をきっと助ける言葉がけだったのだろうけど、
もうそれは違和感しかなくて、その場は愛想笑いして凌いで、あとで夫に話しながら笑っちゃった。


きっとそのおじさまにとっては

泣く=ママを困らる
泣かない=いい子
大人の言うことを聞く子=いい子

つまり、大人にとって都合のいい子がいい子なんだろうかね。




ただただ泣きたかったんだよね。
もっと公園で遊びたかったんだよね。

泣いてもいいよ。
大人が求める”いい子”になろうとしなくてだいじょうぶ。
その時に感じたことは溜めずに、その時に出し切ったらいい。
本気でそう思っています。

誰かの目を気にして空気を読んで

自分を押し殺して周りに合わせて振る舞うなんて


大人になると自然と身についてしまうスキルなんじゃないかと思うから。

ただ感じたこと、今ここにあること、起きていること
出てくるのはナチュラルなことなんだよって

子どもにそう思えたら、自分にもそう思ってあげられたらいいよね。


息子の言葉が最高のクリスマスプレゼント。ありがとう。

おわり


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